成長の仕組みGROWTH STRATEGY
「技能」「素質」「成長性」「価値観」で
人を見極める
人をどう選ぶのかという問いは、結局のところ「人を何で判断しますか」という問いに置き換えられます。
Tenonが人を見るときに重視してきたのは、「技能」「素質」「成長性」「価値観」の四つの成分です。
技能は過去の経験や資格といった目に見える要素であり、即戦力として重要ではありますが、それだけでリーダーになれるわけではありません。
素質とは、理解力やリーダーシップ、感情のコントロール力など、学校では学ばない、人としての内面に関わる力です。これは人生経験や自らの学習を通じて身につくものです。
また、未知のことに対してどのような姿勢で向き合うのか、これが「成長性」です。
Tenonでは、特に管理職を目指す方に対して、この成長性を重視しています。どのような新しい挑戦をし、どんな困難に直面し、それをどう乗り越えてきたか。そのプロセスに、その人の伸びしろが見えてきます。
「利他」「包容」「学習」の共有は、
組織を動かす原動力
価値観は、現場のスタッフ以上に、組織を動かすマネジメントの皆さんに求められるものです。
Tenonではマネジメントに立つ者には、ただ指示に従うだけでなく、高い価値観を自ら築き、それを言葉や行動で示し、周囲に伝えていく責任があります。
「利他」「包容」「学習」は、その一例です。
これは押し付けたい価値観ではなく、皆さんと共に探し、共有していく旅の出発点です。
どう評価し、選ぶか――その際には、この価値観が一つの大きな指標になるとTenonは考えています。